洗車から始まる、うちの旅のルーティン
「明日は久しぶりの家族旅行」
そんな前日の夜、僕は黙々とクルマを洗っている。
マンション住まいの我が家は洗車はコイン洗車場で行う。
手洗い洗車をするときもあれば、洗車機のお世話になることもある。
それでも隅々まできれいにする頃には、すっかり“旅モード”に切り替わっている。
これ、僕の中ではもう定番のルーティン。
「またやってるの?」なんて家族に笑われながらも、やっぱりやらずにはいられない。
ピカピカにした車で出かけるだけで、なんだか気分がいいし、
なにより“これからの楽しい時間”に向けて、スイッチが入る気がする。
このコラムでは、そんな僕のちょっとしたこだわり=旅前の洗車について、
家族との旅の記憶とあわせて、ゆるっと語ってみようと思います。
なぜ、旅の前に洗車をするのか?
「旅の前に洗車するのって、何のため?」
正直、目的地に着けばすぐ汚れるし、気にしない人から見れば、やってもやらなくても変わらないかもしれない。
でも僕にとっては、このひと手間がけっこう大きい。
①気持ちよく旅をするため
洗車をしていると、不思議と気持ちが整う。
「明日はどこに寄ろうか」「あのお店、開いてるかな」なんて、旅の妄想が広がっていく。
無心で車を磨いているうちに、仕事モードだった頭がすっと切り替わって、
「旅を楽しむ父親モード」になる、いわば自分のスイッチを入れる儀式みたいなもの。
それに、ピカピカの車で出かけると、やっぱり気分がいい。
家族も「今日、車きれいだね」って気づいてくれるし、
旅先で撮る写真にも、映り込む車がかっこよく写るとちょっと嬉しくなる。
②安全運転につながる!?
そして実はもうひとつ、大事な理由がある。
車がきれいだと、不思議と安全運転になる。
ピカピカにした車に乗ると、なんとなく乱暴に扱いたくなくなるというか、
「この車、大事にしたいな」っていう意識が自然と出てくる。
結果として、スピードも無理しなくなるし、ブレーキも丁寧になる。
それが、家族を乗せる旅の安心感につながる気がしている。
こういうのって、たぶん自己満足なんだけど、
この“ちょっとした満足感”が、旅全体の雰囲気をじんわり良くしてくれるんです。
洗車が家族に与えるちょっとした影響
僕にとってはすっかり旅のルーティンになっている“前日の洗車”。
だけど意外と家族にも影響を与えているんじゃないかって思う。
たとえば、朝、ピカピカになった車に乗り込んだ子どもが「おー、きれい!」って言ってくれる。
それだけで、ちょっとテンションが上がる。
助手席の妻が「中も掃除してくれたの?ありがとう」なんて言ってくれた日には、こっちはもうちょっと誇らしい気持ちになっている。笑
旅の始まりに「なんかいい感じ」って思えるのって、すごく大事だと思う。
目的地に着く前から、すでに旅は始まっていて、その第一印象が“心地よい空間”であることって、案外大きい。
たかが洗車。されど洗車。
家族の気分がちょっとだけ上がる、そんな小さな工夫が、僕はけっこう好きだったりします。
たかが洗車。されど洗車。
旅に出る前に車を洗う。
それだけのことだけど、僕にとっては、いろんな意味を持つ大切な時間。
ピカピカの車で走り出すと、自然とハンドルを握る手が丁寧になるし、
家族の表情もちょっとだけ明るく見える。
そして、目的地に着く前から、もう旅は始まっているんだって思える。
たぶん、誰に言うでもない“こだわり”だけど、
こういう小さなことが、家族との旅の質をそっと底上げしてくれている気がする。
これからも僕は、旅の前には洗車をすると思う。
それがうちの旅の始まりであり、僕自身の楽しみでもあるから。
そんな話を、今日は少しだけ書いてみました。
🚙 おわりに
読んでいただき、ありがとうございました!
あなたにも、「これはうち流の旅のこだわりだな」っていう習慣があるかもしれません。
よかったら、コメントやSNSで教えてもらえると嬉しいです。
次回は『我が家のクルマ選び』について書いてみようかなと思います。
それではまた、次の旅先で。
TripBase+でした。